『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第3話

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第3話

ヴァイオレットは自動式人形育成学校へ通うことに。ここを卒業できるとブローチが与えられ、一目置かれるようになるいわゆる免許のような役割を果たすものでしょうか。

授業が始まり1人の少女ルクリアと出会う。タイプ、文法、語彙などを学び、トップの評価を得、会社の皆も喜ぶ。

実際に手紙を書く授業が始まるのだが、ヴァイオレットの書くものは手紙ではないと言われてしまうのだった…

ルクリアはヴァイオレットを励ますためとある場所へ誘う。そこは街が一望できる塔の上だった。ギルベルトがライデンから見る景色をヴァイオレットへ見せたいと言っていたことを思い出す。帰り際、ルクリアの兄に遭遇するのだが…

どうやら、大戦後から頻繁に酒を飲み、自堕落な生活を送っているようだが…

卒業発表の日、ヴァイオレットの名前は呼ばれなかった。ホッジンズに報告すると、卒業できなくてもドールにはなれると励まされるが、それでは通った意味がないと反論するヴァイオレット。

1人学校を訪れるとルクリアが待っていた。本当に書きたい相手への手紙を書こうと言ってくれたのだがうまくいかない。どうしてドールになりたいか尋ねられ、愛してるを知りたいからと答えたヴァイオレット。「心を伝えるって難しいね…」ルクリアも兄へ伝えたいことが伝えられないままだった。

教官の言葉、良きドールとは、言葉の中から伝えたい本当の心をすくいあげるもの…ヴァイオレットはルクリアの兄への手紙を書き始める。

街で兄へと手紙を渡す。「お兄ちゃん、生きてくれて嬉しいの、ありがとう…」

翌日、ヴァイオレットのもとをルクリアが訪ね学校へと誘う。ルクリアの兄宛の手紙を読んだ教官が待っていて、卒業の証のブローチをヴァイオレットの胸にかざすのだった。

晴れて卒業となったヴァイオレットを皆が迎える。ルクリアは幼い頃兄と登った塔へ再び共に登り、あの頃と変わらない美しい景色をみるのだった。

卒業することができたヴァイオレットではありますが、ルクリアの感情を理解したのかどうかはわかりませんね。ルクリア本人が要約して話した言葉ですし、伝えたくても伝えられないルクリアと、何を伝えたいのかわからないヴァイオレットでは差がありますからね。次回に期待しましょう。