『魔法使いの嫁』第9話
エリアスは部屋に閉じこもり、チセが心配し何度も呼びに行ったが出て来ることはなかった…
そんなチセにシルキーは気分転換を強要w家を出るとちょうどアンジェリカに会い共に街へと出る。
アンジェリカはチセに送った指輪が働いてることを確認し、身体の調子はどうかと心配するのだが大丈夫と答えるチセ…ルツが魔法を使ったあとはダルそうだとチクると、1人でやろうとしないで周りを頼り身体を大事にしなさいと嗜める。学校へは行かないのかと尋ねると、エリアス達といれるだけで良いと答え、それは依存でエリアスだけを見ている必要はないと言うと怒りの表情を露わにするのだった…
家に戻り、チセは思い切ってエリアスの部屋のドアを開ける。エリアスは身体をうまく抑えることができないため人ではない姿でいたのだった…「怖くないのは私が呪われているからだ…」シルキー大胆w
朝起きると、エリアスは夜には帰るという手紙を残していなくなっていた。
エリアスを探し回るチセは、とあるバラ園のある家に辿り着く。そこの主人には男の血と引き換えに才能を与える妖精リャナン・シーが付きまとっていたが、血を吸っている気配はなかった。主人が書いたという短編小説を読まされたチセ。それはバラ園での恋の話しだった。
どうやら昔このバラ園で自分が見えるはずのない主人と目が合った気がしたのだという。それからずっと主人の側を離れていないらしい。
チセの帰り際、主人にはリャナン・シーが見えた気がした。リャナン・シーもまた目が合った気がしていた…
ルツからエリアスを見つけたという報告を受け急ぐチセ。何も教えてくれないエリアスに感情をぶつけるが、自分については少し整理する時間をくれないかと言うエリアス。
そこへ妖精が降ってきた…リンデルの使いだと言いドラゴンで迎えに来たのだった。
リャナン・シーとチセの恋心を描いた回でしょうか。恋特有の感情がたくさん溢れ出しているように見えましたが皆さんにはどう見えたでしょう。お互い認識できる者とそうでない者。後者のリャナン・シーの場合、認識してもらえない辛さは自分には堪えられませんね…