『魔法使いの嫁』第20話

ドラゴンは火を吹き暴れていたが、チセは帰りたがっているとして、エリアスやレンフレッド達と協力して方法を探し試みる。チセがドラゴンから魔力を吸収し、それをエリアスが吸収するといった作戦だったが…

外へと飛び出したドラゴンとチセ達。が…エリアスはまたも離脱。チセは単独魔力を吸収し川へと落下。命は助かったチセだが、左腕が呪いによりドラゴン化してしまっていた。

呪いによりいずれ身がもたないだろうというリンデルの言葉に、シャノンやアンジェリカが心配するが…もともと2つの呪いを持っているのだから1つ増えてもかまわないといった様子。

「君はいつも1人で何処か行こうとする。君はいつだって僕に手を差し出して握り返すくせに、帰ろうって誘うくせに、それなのに、こんなにあっけなく僕を置いていこうとするのか…」

2人が隣にいられる方法を考え始めた矢先、競売場に現れたマリエルと再会する。自分は魔女だという彼女は、ドラゴンの呪いに触れカブンという組織に入り魔女にならないか？と問う。

ステラが誕生日の招待状を持って現れた。チセの誕生日が今日だと知った周囲一面…来年はパーティをしようというステラに頷くチセだった。

マリエルから、チセは春までもたないかもしれないと聞いたエリアスは、不本意ながら魔女の集会に出ることを提案する。死ねない呪いを持つカルタフィルスは、死に至るドラゴンの呪いは相性が良いかもしれないと不敵に笑うのだった…

チセがピンチです。ドラゴンの呪いにより春を越せるかどうかもわからない状態となってしまいました。ほぼエリアスのせいじゃないかと思いますけどwここは魔女マリエルに頼るしかないのか…しかし、だからと言ってすんなり解決するとは思えません。ステラの登場が明らかに意味深なので、彼女が何かカギになるのでは？前回もカルタフィルスとのすれ違い様に何かありましたからね…2つの呪い、すなわちスレイベガという呪いと、家族(主に母親)という呪いに、さらにドラゴンの呪いが加わるという呪い体質のチセ。スレイベガという呪いは死ぬまで続くとして、残りは何とかしてあげたいですね。そういえば火を吹いたドラゴンはこの先どうなるのでしょうか…