『魔法使いの嫁』第14話

『魔法使いの嫁』第14話

キツネにされたチセは森を走っていた。自分自身を忘れかけ、どこまででも行けると森を突き抜けたとき、エリアスとルツが追いつく。チセがいないと寒くて淋しいというエリアスの言葉に我にかえったチセは家へと帰るのだった。

眠ろうとしていたチセのもとにリャナン・シーが現れ、ジョエルを助けてほしいと懇願され急いで家を出るチセ。

死にかけていることをリャナン・シーに伝えるエリアス。吸血鬼が側にいるが故に命を縮めてしまったという事実を受け入れたくないリャナン・シー。彼を失わないため愛さないつもりが、いつの間にか愛してしまっていたのでしょう。

命尽きる前に互いを会わせたいチセは、妖精のクスリをつくりたいと相談する。このクスリをまぶたに塗ると、人間でも妖精が見えるというものだが、人間に使うことは禁忌とされていた。チセの初めてのワガママにエリアスは承諾する。

クスリをつくるには、5日間太陽と月の光をビンの中身にあて続けなければならない。最後の日、うっかり寝てしまうチセだったがギリギリ妖精のクスリは完成していた。

リャナン・シーはジョエルのまぶたにクスリを塗る。ジョエルとリャナン・シーは再びの再会に想いを伝えあい、この命は貰ってくれと言いながらジョエルは静かに消えていくのだった…

帰ってくると妖精王オベロンが待っていた。クスリのことを知り、残りは渡すようにとやってきたのだ。がそのときチセに異変が…

キツネチセはあっさり元に戻ってしまいましたねw今回リャナン・シーが再び登場し、想い人ジョエルとの話が中心でした。愛する人の命を吸い取ってしまう吸血鬼の切なさが伝わる回でした。声優早見沙織ことはやみんの泣き演技がより伝えてました。気になるチセの容態はどうなるのでしょうか。見逃せません。