『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第13話

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第13話

和平反対派の一味から、ペンダントは何とか取り戻したヴァイオレット。

しかし、まだ終わってはいない…この先の鉄橋に爆弾が仕掛けられていたのだ。ベネディクトの助けもあり、1つは取り外しに成功する。ヴァイオレットはもう1つを必死で取り外し何とか列車を救う。

和平のための調印式は無事に終わる。

戦争のためしばらく行われなかった航空祭。催しに必要な手紙を書いていたヴァイオレットに、自分のための手紙を書くことを勧めるカトレア。が、ヴァイオレットには書けなかった…

ディートフリートがヴァイオレットを訪ね、ブーゲンビリア邸へと招かれる。ギルベルト、ディートフリートの母が待っていたのだった…母は、ギルベルトの死はヴァイオレットのせいではないのだから背負う必要はないし、心の中で生きているから忘れないでずっと思って生きていくと。「だって今も愛しているんだもの…」

「あいつの分もお前は生きろ。生きて生きて生きてそして死ね。これが俺からの最後の命令だ。」「もう、命令はいりません…」

手紙を書くヴァイオレット…初めての自分の手紙。

皆それぞれの手紙を書き迎えた航空祭。「たくさんの人の想いが空から降ってきます。」

親愛なるギルベルト少佐。お元気ですか?お変わりないですか?今どこにいらっしゃいますか?困ったことはありませんか?春も夏も秋も冬も、いくつも季節が過ぎましたが、少佐のいる季節だけ巡ってきません。私、最初はわかりませんでした。少佐のお気持ちが何一つわかりませんでした。でも、少佐に頂いたこの新しい人生の中で、少しだけですが感じることができるようになったのです。代筆を通して、出会った方達を通して…私は信じています。少佐が何処かで生きていらっしゃることを。だから私も生きて生きて生きて、その先に何があるかわからなくても、ただ生きて、そして、また会えたらこう伝えたいのです。私は今、愛してるを少しはわかるのです…

新たな代筆の仕事に向かうヴァイオレット。「お初にお目にかかります。お客様がお望みならどこでも駆けつけます。自動式人形サービス、ヴァイオレットエヴァーガーデンです。」

人としてのヴァイオレットがついに誕生しました。ギルベルト宛の素直な想いを綴った手紙。代筆を通して自分は確かに変わったという確信を得、一番知りたかった感情の愛してるを理解できたことが綴られていました。すぐギルベルトに伝えたいだろうけど伝えられない…でももし会えたらというヴァイオレットの涙に感情移入しないわけにはいきません。最後のシーン、果たしてギルベルトなのか…そうであると信じたいですね。

なんと最後の最後に新作制作決定のお知らせがっ!わぉ(゚O゚)