『フルメタル・パニック!Invisible Victory』第11,12話

『フルメタル・パニック!Invisible Victory』第11,12話

訓練でのミッションをこなし、徐々に体力を回復させる宗介。敵の重要施設を発見したレモン等とともに向かう。

レナードは戦力を整えつつ、カリーニンが回収したASからコアを取り出し破壊するが…

宗介は空中からレナードのいる区域に侵入。その頃、レイスがトレーラーをともないレモンのもとへ…

宗介が戦闘中遭遇した部隊は、マオ、クルツ達だった。再会を喜びつつも目の前の敵に立ち向かう3人。宗介をかなめのもとへ送り出し、残りの敵を引き受けるマオとクルツだった。宗介の無事を聞いたテッサもホッとした表情で見守る。

クルーゾーも参戦し、戦況が有利になりかけたかに見えた頃、ファウラー率いるASが3機現れた。

その頃、宗介は敵にまわったカリーニンと対峙していた。「私を止めてみせろ。」というカリーニンの言葉に決心を固める宗介だった…

迫る元ミスリルの一団から退避するレナードを追う宗介。もちろんその一団にはかなめも含まれていた。が、あと少しというところで取り逃がしてしまうのだった。

そこにレモン等により、ある機体が投下される。「お久しぶりです軍曹。」聞き覚えのある口調で宗介に語りかけるその機体の名はARX-8レーバテイン。AIはアーバレストより回収されたアルだった。レーバテインの力はアーバレストの力をはるかに凌ぐものであったが、ECS機能を搭載できない欠点も持ち合わせていた。しかし、圧倒的力でコダール、ベヘモスを撃破していく。

一方、かなめはカリーニンと対峙し。「教えて。私はもう彼には会えないの?」「肯定だ。」その言葉を聞きかなめは決心したかのように銃を自分の頭に突きつけた。死なれては困るカリーニンは説得を試みる。かなめは一つ条件を提示した。

その頃、レイス等はかなめの部屋からとあるモノを発見…

かなめの出した条件は、「お別れを言わせて。」他人を傷つけてまで生きていたくないと言うかなめだったが…宗介の声を聞いたかなめは…「私を助けにきて。どんな犠牲を払ってもかまわない。何人死んだって…何百何万何億死んだってかまわない。だからあたしを迎えに来てっ!あんたの全て、非常識で迷惑ででたらめな変態スキルを総動員して、どんなヤバイ相手でもギッタギタにやっつけて、あたしを抱きしめにきなさいっ!あんたならやれるでしょっ!どう?」「あぁできる。必ず行く。待っていろ。」

ついに役者は揃った。「相良さん。私の隊への復帰を?」

11話12話を一気に見ました。結論から言うと12話では完結しません。おそらく結末は劇場でということになるのではないでしょうか。ファウラー率いるASとの決着もありませんでしたので、その辺を含めたものが劇場版として公開されるのでしょうか。

レーバテインが届いてからの宗介は無双でしたね。火力がハンパないw敏捷性はどうなんでしょうね?マオ、クルツ、宗介のトリオは久々見た気がします。やっぱりこうでなくてはね。なんとなくホッとします。一度は諦めかけたかなめも、宗介の声で覚悟を決めた。犠牲を払ってでも生きて前の日々を取り戻すことを決めたかなめの目には、強さが表れていたように見えました。デダナンには役者が揃い、反撃の準備は整いました。最終結末に向けて気持ちが高まります。