『殺戮の天使』第6話

『殺戮の天使』第6話

ザックの過去が頭を駆け巡る…

つまらない顔のレイチェルを前にしても、我慢するのは大変だと言い、今は俺に殺されるなとレイチェルを突き放す。ザックは注射器の薬の影響で衝動を抑えられずにいたのだった。ザックのために今は死ねないと逃げるレイチェル。行き着いた部屋に追い込まれ後がないレイチェル…そのとき、銃弾がザックの腕を貫通した。部屋の奥にはキャシーが立ちあざ笑う。

レイチェルに銃を与えるキャシー。俺を撃てと言うザックに対し、道具のようにキャシーの言うがままになるのは嫌だと言うレイチェル。「殺すのも殺されるのもあたしとザックの意思だよ。」「せめて笑ってみろよ。」「へたくそ。ホント目が死んでんだよお前は。」「でも、それが本物になったら最高だぁ。」「そのお前を殺す想像をしただけで俺は誰よりもいい笑顔になれるぜ。」「自分を殺れちまうくらいになぁ!」

その場に倒れるザック。断罪に水をさされたキャシーは、息のあるザックを改めて断罪すると高笑い。レイチェルはポシェットから銃を取り出した…

「断罪してやるぅ!」とどめはザック。

先へ進む2人。途中の壁には文字が。「扉を開けたくば神に名を告げよ 己に偽りがないのなら己に宿る名を ただし、神は汚れたものはいらぬ」奥は以前に写真を撮った場所。2人それぞれの名が記されたプレートだけが残されていた。

キャシーを撃ったレイチェルを賞賛するザック。「機嫌いいね。」「お前もそうだろぅなぁ。」と笑顔を見せるザックだったが…

B3階もクライマックス。キャシーによる数々の断罪をくぐり抜け最後の場所へと辿り着いた2人。薬の影響を振り払い、レイチェルとの約束を守ったザックでしたが、わざと自分に刃を向け、キャシーを誘き出したのかなと思いました。が、そこまで頭のまわるザックではないよなぁと考え直しましたw結果的には同じ効果を生みレイチェルに撃たれたわけですが。エレベーターへ繋がる部屋の仕掛けを解く際に、ザックのプレートを掲げたレイチェルでした。薄らと自分の記憶が蘇ってきてるんでしょうか。さて、ザックの運命は…