『とある魔術の禁書目録III』第9話

『とある魔術の禁書目録III』第9話

同じ聖人でありながら、圧倒的力を振るうアックアを前に打開策を模索する神裂…

一方、病院を抜け出した当麻は、路上をフラフラ歩いているところで美琴と出会う。当麻の記憶喪失を知っていると明かし力になるという美琴。しかし、当麻の決意は固かった。「覚えていない頃の俺が今の俺を動かしている。残っているんだ…ここじゃなくてここに。」その信念にただ見送る美琴だった。

神裂は昔の思い違いからの失敗を胸に、天草式全員での戦いで打開をはかる。「聖母の慈悲」の力を行使できるが故に、弱点にあたる天草式の切札「聖人崩し」をくらわせたい一行。が、一筋縄ではいかなく、アックアの一撃が降りかかる…そのとき、当麻が割って入り、アックアの一撃を右手によって相殺。その隙に五和の槍ロンギヌスがアックアを貫くのだった…

病院で目覚めた当麻に語りかける五和。そのイチャイチャの前にインデックスが…さらに、ドアの外には入るに入れない神裂の姿があった。当麻にかけた迷惑を詫びたいのだがどうしたらよいかわからないでいた。そんな神裂をおもしろおかしく煽る土御門。五和にも劣ると言われついに神裂は決断!

一方、ローマ正教内にはついに右方のフィアンマの姿が。彼の狙いは学園都市等ではなく、奇跡という力を貯め込み操るために必要な人を超えた知識、すなわち禁書目録だった。それを良しとしない教皇ではあったが、フィアンマの力に屈っしてしまう。そこへ現れた前方のヴェント。教皇の命令に首を縦には振らなかったが、フィアンマの粛清には同意。イギリスへと向かうのだった。

その情報をイギリス清教の最大主教であるローラ=スチュアートも掴んでいた。

神裂+天草式+当麻によってようやくアックアを倒しましたね。やはり当麻の右腕はパネェっす。路上でのやりとりの際、1人進んでいく当麻と、それを見送る美琴が夫婦過ぎました。あそこでついて行かないところさすが本妻。しかし、病院でのイチャイチャを見ると五和も油断ならない存在。もう多妻制にしろって感じです。物語的には、右方のフィアンマが禁書目録を狙っているようなのでインデックスが心配ではありますね。