『2018冬アニメ』BEST3

『2018冬アニメ』BEST3

さて、今期冬アニメも次々に終わりを迎えましたが、個人的ベスト3を発表したいと思います。ちなみに4位は「からかい上手の高木さん」

まずは3位ですが、秋から続く第2シーズンの「魔法使いの嫁」ですね。妖精が見え、それらを惹きつける力を生まれながらに持った羽鳥チセ。父と弟は蒸発し、母は自らの命を絶ち、1人になった彼女もまた絶望の淵に…スレイベガと呼ばれる特殊な力を持つチセ。エリアスという、人ではない魔法使いに高値で買われたチセはその弟子となる。互いに未熟な2人が、妖精や人との触れ合いの中で成長していく物語。

家族がいなくなってから、生きる理由もなく育ったチセを暖かく迎えてくれたのは人ではない存在だったのだが、それでも人を恨むことなく成長できたのは、妖精とそれに関わる人達のおかげなのでしょう。自分を犠牲にしてでも救いを差し伸べ、自分が失いかけていた大切なものを取り戻していく姿に感動しました。

第2位は「citrus」いわゆる百合を題材とした作品で、興味本位で1話を見たら止めれない症候群が…柚子と芽衣が義理の姉妹となり1つ屋根の下で生活することになる。片やギャル、片や優等生の正反対な2人が惹かれ合う恋愛?ストーリー。男女の恋愛作品を当たり前に見ているからなのか、義理の姉妹シチュエーションがそうさせるのか、とにかくキュンキュンするんですよね〜アニメに飽き足らず原作コミックもポチッちゃいましたw

そして第1位は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」戦うことしかできず、戦争の道具として利用され投入された人間兵器ヴァイオレット。上官であるが戦うこと以外のことを教えてくれるギルベルト少佐。最後に教えてくれたのは「愛している…」物語は、戦争は終わったが唯一慕う彼がいなくなったところから始まる。ギルベルトと親しかったホッジンズのもとで働くことになるヴァイオレット。「愛してる。」の意味が知りたくて、手紙を代筆する自動人形サービスのドールとして働き始めたが…ほとんどの感情を持たない彼女が、手紙を代筆することで感情を取り戻していく。ギルベルトを失った哀しみを乗り越え、代筆を通して出会った人々との心の触れ合いによって「愛してる」を見つける物語。

ヴァイオレットと依頼主との触れ合いを感動的に描いた作品。作画が美しく、時間の流れを定点カメラの背景作画で表現していたり、水の表現が特に美しく描かれている。音楽も感動的ストーリーに良く合っている。新作の制作が発表されていてとても期待してしまいます。