『魔法使いの嫁』第24話

『魔法使いの嫁』第24話

対峙するチセとヨセフだったが、ヨセフの背後には灰の目がいたのだった。2対1と不利な状況に、エリアスとルツ、そしてエアリアルが加担する。

エリアスとエアリアルのコンビネーションによって灰の目を退けた。チセもまたヨセフに眠りの魔法をかけようとするのだが、ヨセフの一撃がチセを貫く。

しかし、チセの企みはヨセフを離さないこと。ヨセフを抱き寄せ子守唄を唄うのだった…安らぎの中眠りに落ちるヨセフ。チセもまた力を使い果たし眠りに落ちる。

夢の中、ヨセフの姿をした影は光の指す方へ導いてくれるのだった。

目覚めたチセ、それを待ちわびていた家族。ヨセフは現れた灰の目の囁きにも「あんな変人に絡まれるのはもうたくさんだ…」と、安心して眠れる居場所を手放す気はない。「痛みに彷徨う者が寝床を見つけたか…つまらん。」

ステラも今まで通り。誘った自分の誕生会に、チセの誕生会も兼ねて祝ってくれるのだった。

チセは待っていた。アンジェリカに頼んでた指輪を交わすため。ステラとアンジェリカのプレゼントを纏い指輪を交換する2人。「ぶつかったら、解らなかったら、2人でちゃんと相談しましょう。丁度良いところを探すために。」ステラの言葉…言葉は分かり合うためじゃなくて、話し合うためにある。「これからは、あなたの隣で一緒に歩いてもいいですか。」「もちろん。君は僕のお嫁さんなんだから…」

ヨセフの心を救うことができたチセ。千年の苦しみから解放された彼の眠る表情は、とても安らかに見えました。チセとエリアスも、1人で抱えこまないという約束を契り、これからは2人並んで歩いて行くことを誓いました。「嫁」に落ち着いて良かった良かった。2人ともまだ子供な部分が大きいですが、周りの大人がきっと助けになってくれることでしょう。ステラが1番大人ですよねw2018冬アニメの個人的No.1としてオススメできます。未視聴だけど気になった方は、円盤で視聴して下さいね。