『とある魔術の禁書目録Ⅲ』第14話

『とある魔術の禁書目録Ⅲ』第14話

カブン=コンパスによるバッキンガム宮殿への閃光攻撃を行うイギリス清教。

宮殿へ向かう当麻等をカーテナが襲う。

いち早くキャーリサの下へ辿り着いたヴィリアンが対峙する。当麻も追いつくが、移動要塞、そしてカーテナの力が襲いかかる。寸前神裂に救われた当麻。インデックスに魔術の解析を申請し戦闘に参加する神裂。天草式等のメンバーが合流し総力戦となる。

が、キャーリサは海上で待機中の駆逐艦に、バンカークラスター搭載の巡航ミサイル発射を命じる。神裂の結界も破られ宮殿を中心に炎が上がる。

その様子を見ていた第1王女リメエラ。キャーリサの行動理由が、フランスとローマ正教、そしてロシア教会からの外圧に対抗するため、すなわちイギリスという国を思ってからの行動とであると語る。「もし我が妹を憐れにと思う方がいれば、一人の女を助けたいと思う騎士がいらっしゃるのでしたら今一度剣をとってはいただけませんか?」

その語りに応えた騎士団長、さらにはアックアが加わり共闘。それでもカーテナの力は強大で、神裂を含む3人を相手に怯まない。そこへ、女王エリザードが姿を現しユニオンジャックを振るのだった。「王室専用の国家レベルの魔術の中にはこんなものも含まれてるんだよ!」

カーテナ=オリジナルに注がれていた力が分散し、全ての国民に降り注いだ。誰もがヒーローとなれる力を与えどう戦うかの判断を国民一人一人に預けたのだ。

それでもカーテナを振るい続けるキャーリサ。インデックスによる魔術解析からの、この負の連鎖からキャーリサを救うべく当麻の一撃…

敗れたキャーリサの前にフィアンマが現れる。フランスを嗾けイギリスを混乱させた隙に霊装を奪ったフィアンマにとってキャーリサは用済みの存在だった。寸前、当麻が助けに入るが、奪った霊装の力を見せられた当麻の前にインデックスが…様子の違うインデックス。奪われた霊装、それは安全装置。インデックスに日常生活を送らせるためのものであった。フィアンマはインデックスを当麻へ預けると言い残しロシアへと向かい、当麻もまたインデックスを元に戻すためロシアへ向かう決意をするのだった…

キャーリサなりの解釈でイギリスを守ろうとした結果のクーデターだったわけですが、女王つえ〜って感じです。エリザードの性格がああでなければイギリスは安泰な気がしますけど…アックアが言っていたように、3人の娘が手を取り合えばエリザードを凌ぐ統治力を発揮できるという証を見てとれた回だと思います。インデックスが密かに活躍した回でもありましたが、最後に…しばらく出番ないでしょこれ…